合格者の声(合格体験談)
九州不動産専門学院で学ばれ見事に「宅地建物取引士」を取得された皆様から「お喜びの、感謝の、そして成功の軌跡」が毎日のように事務局に寄せられています。これらの合格体験談は、これから国家資格取得を目指される皆様の励みとなることでしょう。合格者の皆様、誠におめでとうございます。また、ご協力ありがとうございました。


急に都合の悪くなった主人の代理として、受講することになったものですから、本気で取り組むつもりは当初はありませんでしたけれど、受講をつづけるうちに、講師の先生方の熱意を感じて、少しずつ真剣に取り組むようになりました。その結果、宅建に合格することができました。今後は主人の会社に勤めることになっています。


本業は建設会社の営業ですが昨今の建設事情に伴い、土地取引、権利関係、税金関係と、幅広い知識が必要となってきました。前回、独学で勉強して点を半分もとれない有様でしたので、貴学院入学を思い立った次第です。ちょうど私にピッタリのスケジュールがあったり、受付で好印象を得たこともあり、即入学を決心。とにかく、基本にのっとり、学習をつづけた結果、合格を勝ち取ることができました。


軽い気持ちでスタートしたこともあって、途中で挫けそうになったこともありましたが、父や母に公言した手前もあって、頑張り通しました。
今では、宅建の資格がとれて本当に良かったと思っています。今までプライベートに使っていた時間を利用して、国家資格が取れたのですからね。


父から、宅建の資格は女性にも向いているとすすめられ、それでは、独学でやるより、いろいろなアドバイスが受けられる貴学院で学ぶのが有利ではないかと思って、入学しました。
私の学習のポイントは、テキストを熟読し、単に暗記するのではなく、理解するように努めたこと。
みなさんも、自分の信じるやり方で合格してください。


最初の頃は遊び半分の気持ちでしたから、願書提出の頃からは、流石にきつかったですね。記憶に残っているのは、ある時、教室に2、3人しかいなかったことがあったのですが、その時に講師の先生が説明されたものが本試験の問題にあったのには驚きました。みなさん、講義は休まず出るべきですよ。


当学院の模擬テストと、宿題の問題が非常にむづかしかったのが、結果的にはよかったと思っています。これが合格を決めたのではないでしょうか。この実戦模試で鍛えてもらったおかげで、本試験は非常に簡単でした。


入学の動機は、我家の不動産(貸家)を運営するにあたっての知識を身につけたかったこと。主婦ということもあり、なるだけ授業を休まないことを頭において答練を受けました。暗記力の衰えを感じ、理解しようと努力しましたが、毎回結果が悪く、情なくなりあきらめかけておりました。でも、先生のお言葉「あきらめないで」に励まされて受験に臨み、見事合格したときの感激は忘れられません。本当にありがとうございました。今後とも、何ごともあきらめずに、最後まで頑張ろうと思います。


宅建の資格を取ろうと思ったものの、年齢が年齢なものですから、今回が最初で最後の挑戦のつもりでいました。
貴学院へ入学を決めたのは、問い合わせの応対が親切だったこと。「ここならば大丈夫」と思いました。
講義には最初戸惑いましたけど、むしろ新しい知識を得る喜びが感じられて、辛いとは感じませんでした。歳が歳だし、人よりも勉強しようと、昼間コースにも出ました。「200時間自宅学習」も5割増で実行。その中でも、答練が一番役に立ったと思います。学院と講師の先生方のおかげで、今回合格できたのですが、85歳になる母が「新しい資格にまた挑戦しろ」と言うのには参りますね。


私が宅建試験を目指したのは、実家の父がよく人に頼まれて、不動産の仲介の仕事をやっていた関係で、私自身も宅建主任者の資格を取れば親子で事務所が開設できるということで、いわば親孝行のつもりでした。
勉強するにあたって、4校ほど学校をあたってみたのですが、九州不動産専門学院の授業料が一番高かったのが、この学院を選んだ理由でした。こういう言い方は「エッ?」と思う方もいらっしゃると思いますが、普通だったら誰でも授業料が安い方に行きます。しかし、授業料を堂々と言われるし、よほど講義内容に自信があるんだと、逆に気になりません? 資格を目指す訳ですから、絶対合格が目標です。それなら少々授業料が高くても、信頼のおける学校で勉強した方がいいですよね。それで早速、受講申し込みをしたんですが、お盆前で、受験まであとわずかという時期でした。「果たして、これだけの短期間でうまく合格できるだろうか」と不安でしかたありませんでしたが、「頑張れば充分合格できます」と言われて多少は安心しました。
しかし、いざ講義が始まってみると、講義内容がさっぱりわからず、用語の難解さに拒絶反応を示してしまい、「アー、駄目だ!」と諦めかけてしまいました。その頃は久留米で仕事をしていて、1日3時間ぐらいしか寝れない状態でしたし、講義中もボーッとしていてあまり頭に入っていませんでした。しかし、周りの人を見ると、眠い目をこすりながら、結構頑張っているじゃないですか。テストをみても、いい点数を取っているんですね。それを見た時はショックとくやしさで、「自分だってやれば出来るはずだ」と思いました。
それから願書を提出して、仕事も昼間だけに絞り、時間をつくって毎日5時間ずつ勉強していくようにしました。だらだらとやるより、集中してやる時間をつくるしかないし、来年にもちこすのはイヤでした。今年絶対に合格するぞ! と自分の気持ちを盛りあげて、願書提出のあくる日から集中的に勉強を始めました。10月に入ってからは、まだ習ってない箇所もありあせってきましたが、とにかく予習です。講義は復習のつもりで自分の勉強した部分の強化につとめ、極力、問題集中心で数多くの問題にあたるよう徹底的に、くり返しくり返しやってゆきました。自分の勉強は、学院のテキストと問題集のみで、とにかく集中してやることだけを考えました。権利関係などは難しすぎ、くり返しやっていてもなかなか応用がきかず、どうせあまり点数が取れないなら、その分他で頑張ろうと、業法や法令を完全にマスターするようにしました。すると、今まであまり調子のよくなかった業法や法令が、いやに易しく感じられてきました。成績もあがり、自信もついてきました。その勢いで本試験に臨みましたが、自己採点で34点しかありませんでした。合格点は35点と聞いていたので、合格発表までは不安でしかたありませんでした。それだけに合格を知らされた時はうれしくて、からだ全体の力がぬけてしまうようでした。実質的に勉強したのは1ヶ月たらずでしたが、何でも短期で、集中すればやれるんだという自信がつきましたし、今後の仕事にも大変役立つんじゃないかと喜んでいます。自分の意志と集中力で、何にでもチャレンジできそうで、今後の自分自身が、どう変わっていくのか楽しみにしています。やはり「授業料が高い」だけのことはありました。自分の選択に間違いなかったと感謝しています。


現在の仕事の、将来的な見通しがあまりよくないこともあり「何とかしなくてはなあ」と思っていた折、ちょうど、家内の勤めていた店の経営者が高齢のため、家を売ってゆっくりしようかということで、こういう時には宅建主任者が必要なんだということを知りました。そこで、ひとつ勉強してみようという気持ちになったのです。それで、いろいろ学校を訪ねてみましたが、ある学校では、案内書にあった授業料と説明された時の授業料があまりに違っていて、不信感を抱いてしまいましたし、他の学校では、パンフレットをもらいに行っただけなのに、一時間以上も帰してくれず、しつこさだけが残り、もうやめようかと思っていました。しかし、九州不動産専門学院を訪ねたところ、ひと通りの説明が終ったあと、「ご自身でよく検討されてみて下さい」というひと言だけでした。“ああ、なんて感じのいい受付なんだ”と、その場で決めてしまいました。
実際に講義を受け始めると、法令上の専門用語がいっぱいで、質問しようにも何を質問すればいいのかわからない状況で、ただ机に向っているだけという感じでした。仕事をしながらの勉強ですから、講義中は居眠りばかり。内容が少しでも理解できていればまだしも、よく理解できていないので、苦しい思いばかりでした。そのうち、ひと通りのカリキュラムが終ってしまい、模擬試験を受けても20点ぐらいしかとれません。これではとても合格は無理と思い、もうやめてしまおうと思っていた時、近所の人に学院に通っていることが知れてしまい、“頑張ってください“と激励され、どうにもならなくなってしまいました。「もう、やるしかない」そう思ったのが、9月に入ってから。それからは夜間の講義に毎回出るようにし、仕事の合い間をみつけては図書館に通って、問題集の問題ばかりをやっていました。講義も2回目となると、同じところをくり返し聞くわけですから、以前に聞いたことをだんだん思い出してきて、おぼろげながら理解できるようになり、居眠りもなくなりました。やはり、くり返し勉強することが一番ですね。自分が理解できはじめると、学院のテキストも、問題集も、単元ごとにポイントがまとめられているので、そこだけをやれば十分合格できるんだということに気がついてきました。
国家試験は、合格か不合格かのどちらかしかありません。合格するための勉強法と、そのテクニックを学院で教えてもらったおかげで、一度で合格することができ、途中で諦めなくてよかったと感謝しています。
将来の夢に向って、今度は行政書士の資格にチャレンジをして、今、住んでいる近所の方々と、楽しく明るい地域づくりに頑張ってゆきたいと思っています。


私が大学に入学した頃は、就職先として不動産関係、銀行、金融関係が人気の的でした。先輩たちに、いろいろ話を聞いてみると、そういう所への就職も宅建主任者の資格を持っていると、大変有利になるということでした。それで、在学中に是非資格を取得しようと、九州不動産専門学院にお世話になったわけです。
最初の講議から、「禁治産者」などと訳のわからない用語がとびだしてきて、これはいったい何のことだろう?と驚いてしまいました。大学の講義で、民法ぐらいは少し勉強していたのですが、大学では日常生活に役立つ、実務的な民法などは教えてくれません。とにかく、法律用語というのは変なものばかりという印象で、“これは覚えるしかない!“と思いました。講義ではノートをしっかりとり、家では講義後3日以内に復習をすることを心がけました。試験前は2時間以上時間をかけて、用語の暗記と問題集の解答に努めました。学院の問題集はひと通り全部やり、一度間違った所は印をつけてくり返し解くようにして、問題の傾向をしっかりと頭に入れて本試験に臨みました。講義中や模擬試験でアドバイスを受けた、「常に」「原則として」などの言葉の使い方、問題の落とし穴をみつけるテクニックなど、数多くの問題にあたっていると十分理解でき、正解を探すのが楽でした。
合格発表前に、まず合格は間違いないだろうということで、遅い就職活動を始め、合格発表と同時に有資格者ということもあって、目標通り大きな会社に就職することができました。11月に入ってからの就職活動で、大手の会社に入れたのも資格のおかげだと感謝しています。
先輩たちも大変喜んで“しっかり勉強して来いよ”と声をかけてくれました。たった一つの資格が、こんなにも人生を変えてくれるものなのかと驚いてしまう程でした。今後、しっかりと実務の勉強を重ねて、一歩一歩階段をのぼっていきたいと思います。そして、男子一生の夢である“自分の城”を築きあげたいと思っています。学院の皆さん、そして講師の方々、ありがとうございました。


「久し振りの受験生気分も悪くない」などと、安易な気持ちで宅建主任者の資格を考えていました。ところが、学院でテキストや問題集をみたとたん、試験範囲の広さ、暗記する項目の多さ、加えて周囲の人達の熱心さに、さすがの私ものん気な気持ちでいられなくなりました。受験まで5ヶ月しかありません。無理なプランで中途半端に終ってしまっては無意味なので、まずは講義に集中して、内容の把握に極力つとめました。自宅では、長時間勉強することなどとてもできませんから、多くを詰め込むのではなく、日を変えながら、短時間ずつ何度も何度も反復して、記憶するようにしていきました。この方法でやると、自分でも集中力を持続でき、能率的に記憶でき、貴重な時間を合理的に使ううえでも有効だったと思います。さすがに試験前はあせりもありましたが、私の場合、あくまで自分のペースに合わせた時間配分で、無理をせず、継続することだけを目標にしたのが成功だったと思います。講師の先生のアドバイスも的確でしたし、ポイントをしっかりおさえた講義は何の心配もいらず、ただ、教えられたことを完全に消化することに努め、他に目移りすることもありませんでした。
第一目標の「受験生気分」も十分満喫できたし、そのうえ有意義な結果を得られたことに感謝しています。またいつか、何かの形で自分の力を試してみたいと思い、今その準備にとりかかっています。教室に掲げてある「継続は力なり」は、私にとって大きな支えとなっています。


中学時代の親友夫婦が営んでいる不動産業の事務所を、3年間手伝った後、実務を1年程経験して軽い気持ちで宅建資格試験を受けました。結果は不合格。ショックでした。実は私、内心、不動産の試験を見くびっていたのです。
その後、貴学院の存在を知り、即入学を決意しました。新聞に試験の正解が載った後、お世話になった講師の先生に、「いくら数えても正解が30個しかない」と嘆くと、「どういう配分で出題されているか、どの部門の正解率が低かったかを充分認識した上で、次の試験に取り組むことが大切です」と専門的な答が返ってきました。その時ばかりは「よーしやるぞ」と思ったものでした。
しかし人間的な弱さのせいか、家事、仕事を口実に、年が明けてから・・・3月に入ってから・・・と思ううちにどんどん日にちが経っていきました。あせる気持ちがつのり、本格的にやらなければ、と思ったのが7月になってからでした。
わりと好きな業法は省き、法令、権利と出題数の多いところを過去5年間に遡り、片っぱしから問題を解きました。先生方の口ぐせ、“一つでも多く問題を解くこと”を着実に実践した結果、9月の中旬頃になると、「あれ? これ以前解いたことがある」と思えるようになり、そして、二度目のチャレンジ。合格でした。嬉しかったですねえ。
これからは、たくさんの人に、いろんな形で迷惑をかけた分、いっそう頑張らなければ、と思ったものです。本当に、学院の先生方には感謝しています。単なる資格をとるだけの講習会はたくさんありますが、貴学院に通ううちに、私自身の物の見方、価値観、対処の仕方も変わってきました。合格後は、アットホームな交流の場である九栄会にも入会させていただきましたが、仕事場が北九州なもので、なかなか出席する機会がなくて残念です。
これからも、目先の実務のためばかりでなく、生涯教育としても、先生方からたくさんのことを吸収していきたいと思っています。講習会で会得したことを基に、毎日新しいことにチャレンジし、一期一会を大切にして仕事に取り組んでいます。一度お世話した方のお顔は決して忘れません。お世話した新婚さんに子供ができ、家が手狭になったので今度はマイホームを、といった具合いに、末長くお付き合いをし、夢を現実のものにするお手伝いをさせていただいています。
今、私はたくさんの人に支えられて、とても楽しい充実した日々を過しています。ここまでくるのは、ちょっときつかったけど、“勉強してよかった”と心の底から思っています。ありがとうございました。


私は主人と共に不動産業を営んでおりますが私の仕事は主に賃貸借や、アパート管理。業務内容が複雑で多忙な毎日を過しております。そんな毎日も今年で10年を迎えましたので、この機会に宅建の試験に挑戦してみようと思い、九州不動産専門学院に申し込みをしました。授業には欠かさず出席しました。講義の内容と通常の実務とは違う点もあり、時々とまどいを感じましたが、先生方の温かさとユーモアにあふれた講義を聞くことが楽しく、勉強に熱中することができました。
私の場合、仕事と主婦業を両立させた上で勉強しなければならないので、時間があまりなく、効率の良い勉強方法を、いろいろ考えました。覚えたい数字などカードに書いたり、テキストの主な箇所をコピーして部屋に貼っておいたりして覚えていくという方々もとってみました。10月に入ってからは、模擬試験や練習問題に励み、力をつけることができました。
熟年の私が合格できましたのも、よく研究し解りやすくまとめられたオリジナルテキストのおかげであり、主人の協力と講師の先生方の熱心なご指導のおかげと感謝致しております。現在は取引主任者証もいただいて、毎日楽しく仕事に励んでおります。月一回の九栄会の研修会も楽しみで、できるだけ出席して、面白い話や、ためになるお話をうかがっております。不動産部会にも出席して、部員の方と知り合いになり、いつの日か話が発展し契約できたらと、あれこれ肴望に胸をふくらませております。


「君には不動産開発部の仕事をお願いする。営業時間中に学校へ行ってもよい。費用も会社から出す」。定年後の第2の職場として就職した商事会社の社長がかく申されたのであります。時は昨年の2月2日。今までの銀行経験を活かし、多少のんびりと関連会社勤めをと考えていた私の尻に、突然火がつけられたのです。
「タッケン、タッケン、フドーサン」とつぶやきながら、職業別電話帳をめくり、何件か電話をかけました。一番応対がよかったのが九州不動産専門学院でした。早速受講手続きを済ませ、2月8日から笹田先生の「権利関係」、4月1日以降木村先生の水曜午後コースへと進みました。久方ぶりに机に向い、先生の講義を聞き、堅い活字に触れ、最初のうちは青年時代に戻ったような気分で、体の隅々まで力が漲ってくる思いでした。
しかし、やがて55歳という年齢を思い知らされることになりました。記憶力減退という名の老化現象です。1ヶ月前に勉強したことが頭の中に全く残っていないのです。それどころか、たった今聞いたことが頭に残っていないのです。テスト26点!、この頃は先生に随分心配をかけたことと思います。
“このままでは皆についてゆけなくなる、何とかせねば”と思いました。そこで、講義の後のノート整理は、ポケットに入る位の小型ノートにしました。満員バスや地下鉄のなかでも一寸ひろげられるようにです。学院のテキストは声を出して読み、テープに録音しました。歩きながら復習できるようにです。また、眠いときは、ベッドに持ち込んで睡眠学習、しかしこれはよく眠りました。目で見る、書く、声を出す、耳で聞く、をくり返しやってみました。気分的にもリラックスするように、テストの点数は、合格点8割確保を目標にしました。つまり、50問中10問は捨てようと決めたのです。仮りに勘違いや思い違いが一つ二つ出ても合格ラインはキープできるからです。9月16日から実施された学院の実戦模試は、総仕上げの大きな力になり、8割確保への自信を深めてくれました。
今、私の机の上に宅地建物取引主任者証があります。そうです。私はついに、一つの資格保持者になったのです。この喜びはとりもなおさず、要領よくまとめられたテキスト、熱意溢れる講義、合格へ向けての合理的なスケジュール等、貴学院の総力を結集してのご支援の賜だと思っています。不動産取引の意義や、その重要性に鑑み、個々の取引の安全と円滑化に努めると共に、地域開発に向けての大型プロジェクトへの積極的参画等、まずは、社業を通じて、微力を尽したいと考えています。
貴学院のOB会である九栄会にも入会させていただき、学院との連繋を保ちながら、新しい友人の輪が拡がりつつあるのも楽しみの一つになっております。


宅地建物取引主任者試験の受験生は、ここ数年増加の傾向にあり、去年の福岡県内受験者数も8000名を超えています。受験をする者にとっては、相当のプレッシャーになる事と思います。問題傾向にしても長文になり、2時間で50問を解くには、問題の理解と、慣れがポイントだと感じます。
私が貴学院にお世話になったのは、上記に述べた様な背景を知っていたわけではなく、宅建試験について全くの素人であり、ただ業務上、必要であったからです。実際に授業を受け始めると、最初は要領を得ず、1週間に一度の授業を受けながら「なるほど、なるほど」と思っていても、繰り返し学習していかないと1ヶ月もすると完全に忘れてしまう状態でした。また6ヶ月間の日程は、長い様でほんとに短いものだと実感しています。その授業を受けている時は、まだまだ先があるし十分やれると思っていましたが、結局、先へ先へと進むにつれて、過去のツケまで全部まわってきました。
テキストは時間があれば、何回も何回も繰り返し目を通す習慣を身につけていましたが、それが、9月に入ってからの追い込みに役立ったものです。たとえば、問題を解いていても「この間題は、テキストのあのあたりにあったな」などと思った次第です。
宅建主要3科目についての点数配分は、講師の先生方より再三言われていましたが、実際には自分なりの目標点を設定し問題を解く様にしましたが、なかなかうまくいくものではありませんでした。常に高めに想定して行くことがポイントだと思います。問題を解いて行く方法にしても、自分の得意分野から入って行くのもコツだと思います。民法で考えすぎて、気付いてみれば後の問題への時間がなくなっていたこともしばしばありました。だから50問を、余裕を持って解く方法を身につける事も、受験勉強の一つだと思います。
最後に、学院の教室の前方に“継続は力なり” という言葉が貼ってあります。「まさにそうだな」と今になって実感している次第です。“自分は絶対に合格するんだ”という気持ちと、自分を信じる事が合格への道だと思います。誰でも試験日が近づいてくれば、当然不安になって来ます。でも勉強して受験をするのは、本人でしかないのですから・・・。その不安を打ち破るためにも、ただ授業だけ聞いておけば受かるという甘い考えは持たず、コツコツと努力し、自分のペースで進むことが栄冠を勝ち得る手段ではないかと思います。


私が宅建主任者の資格を取得しようと思ったのは、簿記やワープロ程度の資格は皆さんが持たれていて、何か特殊な資格がこれからは要求されるようになると、自分なりに考えたからです。日本の場合、衣・食・住のうちの住についてはたいへん遅れており、この住の分野の資格がよいのでは?と考えました。そこで、まずは住宅関係の必須資格といわれる宅建主任者の資格を取ろうと思い、貴学院に入学しました。
私自身、今まで不動産とはまったく関係のない分野の仕事をしてきましたから、最初は授業内容など、理解できるのだろうかと心配でした。でも新聞紙上の、数ある宅建講座の学校の中で、貴学院にめぐりあった事はとてもラッキーだったと今になって思います。というのも、講師の先生が基礎的な不動産用語をはじめ理解しにくい宅建業法や民法を、日常的なものにたとえ直して説明して下さるので、初心者の私にもすんなり理解できたのです。たとえば、業法では「媒介というのは業者が新郎新婦、つまり売主買主の仲人をやっていると考えたら良いです」といった具合です。暗記事項の多い法令上の制限も覚えやすくするため、重要部分は図解して説明されるので、頭によく残りました。
このようにして、除々に自信のようなものが湧いてきて、後半の実戦模試では試験のたびに、クラスメイトが良さライバルとなり、本試験では落ちたら恥ずかしいような授業の雰囲気になっていたようです。
最後の講義の日は授業が終了した後に、講師の先生の音頭で食事会を持ち、この場で全員合格を誓いあった事を覚えています。結果は、私を含めてほとんど合格していました。こうした回りの人々に励まされて、やっと合格にたどり着きましたが、スタートしたばかりの4月の入学前には、本当に自分が合格する事などとても考えられなかったことです。
この宅建試験合格が自分自身にとって大きな自信となり、不動産のある程度の法律知識も収得する事ができ、今後は不動産の登記や、測量の分野のスペシャリストの資格にチャレンジしてみたいとワクワクしています。今後共、よろしくご指導下さい。


私は、三井系の大手企業に30数年勤務しておりました。
定年後の仕事としてこの資格を取得しようと思った動機は、一生涯を貫く仕事として最も良い仕事と思ったからです。最初、独学でやっていましたが実際に勉強を始めてみると、権利関係や法令上の制限、宅建業法の主要3科目について理解できないところが多く、これではだめだと思い、新聞の広告をみて貴学院に入学しました。毎週水曜コースの、民法の基礎講座から始めましたが、講師の方の説明がわかり易く、これならついていけると思いました。それから毎日2時間は復習を実行。復習にのぞんでは、覚えることに興味を持ちくり返しくり返し読み、理解することに努力しました。
それでもわからないところや疑問点が出てきた場合は、ノートにメモしておき、次回質問することにして、確実に自分のものにしていきました。また、講義の内容やテストについて疑問が出たときは、講義修了後、講師の先生に聞いたり、クラスメイトと昼食時に検討し意見を交換するようにしました。
クラスメイトの三人とも合格出来たのは、講師の方の指導もさることながら、三人がお互いに切磋琢磨して努力したことが結果として良かったと思います。
月日のたつのは早いもので、合格してもう4ヶ月になります。知事の免許も取れ開業することが出来ました。これからが大変と思いますが、地域社会に密着した仕事を通して、社会のために微力ながら、貢献したいと思っています。
現在、大牟田は三井系事業所の不況により沈滞しております。不動産業界も同じで、物件の取引は少なく、外部からの人が購入していると聞きます。新たなる厳しい状態が当分は続くものと思いますが、私には知人・友人が多くいますので、その人たちを通して今後とも地道に努力していきたいと思っています。


このたび、私が宅地建物取引主任者の試験を受けようと思いたったのは、実は不動産業をしている知人がいて、その人からすごく儲かっている話を耳にしたんです。それを何気なく父に話しましたら、父も以前から不動産業には興味があったということで話が盛り上がってしまい、それでは私が受けてみようということになったのです。それに今までずっと事務職で平凡な毎日でしたので、以前から何か異ったことにチャレンジしてみたいと思っていたのです。
しかし私がそう決意したのは8月末のことでしたので、学院に通いだした頃は試験日まで1ヶ月半しかなく、とても今年は間に合わないのでは・・・という状況でした。しかし私は以前から、長い時間をかけてゆっくり勉強するのは苦手で、学生時代も試験直前の一夜づけというパターンがほとんどでした。そこで短い時間に集中した方法の方が自分に合っていると思い、とにかく先生のおっしゃるとおり、毎日夜間の講義に一日も休まずに通いました。始めの一週間ぐらいは、講義を聞いていてもなにがなんだかさっぱり理解できなくて、「やっぱり私には無理なのでは……」と落ち込んだこともありました。でも、とにかく毎日講義を受けたところを、帰ってから自分なりにノートにまとめてみて、丸暗記するというような方法で勉強をつづけました。半月程たった頃には、やっと講義内容が理解できるようになりました。
その後試験までは、学校でいただいた模擬試験問題や練習問題などを集中的にやり、間違ったところをさらに反復してやるという勉強方法に切り替えました。
このように私が短時間で合格することができましたのも、ポイントを絞ったわかりやすいテキスト、それに加えて先生方の熱心なご指導のおかげだと感謝しております。これを機会に司法書士など、他の難しい試験にも、挑戦したいと思っています。


私は大正1ケタの生まれです。若い人と同じような学習では記憶力もうすれており、すぐ忘れてしまいますので、とにかく試験に合格するためだけの学習方法を自分なりの工夫をして実行していきました。(丸暗記では1週間もたてば完全に忘れていました)。又、テキストの重要部分は紙に書き写して覚える事の繰り返しの連続でした。そして、講師の先生も言われていたように主要三科目のうち宅建業法は十分満点もとれる部分ですから、これで大きく点を落したら致命的だと思います。宅建業法は業者の憲法と言うべきものであり、将来不動産の業務に携わった時直接に関係してきますから、業法は全部覚えても得になる事はあっても損になる事はありません。問題練習については約1900問近くの問題にあたりました。この位の問題をこなすと出題者の主旨もほとんどわかるようになります。問題をやっていく上で大切な事は問題をじっくり読む事と思います。「かつ」なのか「又は」なのか、「宅地」なのか「建物」なのか。数字が出ておれば「以上」なのか「超える」なのかと言った、ちょっとした事でひっかけてある問題もあります。(62年度もそうした問題が結構、出ていたようです)。模擬試験は50問を本来の2時間かけず、1時間40分くらいで解く練習を行い、このお陰で本番でも十分、見直しの時間がとれました。四肢択一式の場合は、四つの肢のうち、三つ知っておけば、残りが全く知らないものが出題されていてもそれが自動的に答となり、やりやすい面があります。
最後にこれからの取引主任者は宅建業法も改正されて、年々その価値が上がってくるようにどの雑誌等をみても書いてありますが、取引主任者の質の向上のためにも大いに結構な事だと思います。私もこれからこの資格を活かしてまだまだ現役で頑張っていきたいと考えています。この宅建の資格は努力さえ怠らなければ、どんな方でも必ず合格すると信じています。この資格をこれから目指される方、頑張って下さい。